勤務20年でも早期退職の加算もあってそれなりの金額が銀行口座に振り込まれます。
退職金はこれからのリタイア生活の大切な軍資金です
ちゃんと確認しないと!金額が大きいとそれだけでドキドキしますお金を動かすのってストレスかかります。うん!一安心ちゃんと振り込まてました。
銀行から営業の電話
間もなく銀行から電話がかかってきます。おそらく皆さんに。
銀行にとってはいい営業対象ですからね。このタイミングを逃すはずありません。例外なく私にもかかってきました。
”色々ご紹介したい商品がありますので1度お話させていただけないでしょうかー”
話は聞いてみたい
私にある知識は銀行のいう事をうのみにしてはいけないこと。リスクの高い商品も多いというくらいのもの。
ふーんそうなのね。私はカモネギなんだ。気を引き締めて行こう。乗せられないようにしなくっちゃ。
別に断ればいいんですよ。行かなくても。でも私は本当にそうなのか自分で確かめてみたくなったのです。
おそらく大概の人は出かけていくんではないでしょうか。退職した後の運用なんて全くわかりません。
収入も途絶えるし、何か考えなきゃいけない。相手はプロだから聞いてみる価値はあるよねって
説明は理解できず
時期は2008年の初頭、リーマンショックが起きる前です。
色んなグラフを見せられてこの商品がどれだけ高い利益を上げてきたかを説明されます。おひとりでしたこちらの年金保険も・・と1時間ほど。
いやー全くわかりませんでした。右肩上がりのグラフを不思議な気持ちで眺めているだけ。
投資のとの字も知らない素人には全くもって理解不能。この商品を買われたら儲かりますよって言われているんだな程度の理解
なんなのこの特別感は
ただ、普通は紹介してないんですという特別感。あなた様に是非この機会にという限定感。
この特別感・限定感はむずむずと心地悪いのです。なぜ私だけ?銀行にとって何かメリットがあるの?
結果的にはこのなんとも言えない気持ち悪さが不信感に繋がりました。
ひとまず買わずに銀行を後にしました。
理解できない金融商品に近づかないで!
退職時にはいろんな投資話が持ち込まれます。
中にはまっとうな商品だってあるはずなんです。でも金融知識がない素人には見分けられません。
急がなくって大丈夫です。儲かりますって言われても自分が理解できない商品には近寄らないで。
基礎知識身につけてからでも全然遅くないです。一番怖いのは、リスクも理解しないまま投資して挽回不能な痛手を被ってしまうことです。