退職金のETFへの投資も直後のリーマンショックで散々な状態
それでも目の前のバーゲンセールの日本株に魅せられ安全資産として取っておいた資金の一部で再び投資を初めた私。
自分の投資を確信してどんどんと突き進んでいきます。
日本株は半値以下に!
2009年
日本株投資を始めた私は前にもまして投資のことを学び始めました。
もうこれ以上失敗はできないのですから。
幸いリタイアした身。時間だけはたっぷりあります。片っ端から本を読み始めます。
日本の優良企業の株が半値以下いや1/3以下のたたき売り。これって解散価値すら平気で下回っています。いくらなんでも大手優良企業がそろいもそろって。明らかに売られすぎです。
リーマンショックは下げの始まり
平常時であれば企業の株価は企業の実力をほぼ表しますが暴落時には正常な判断が失われて指数など何の意味も持ちません。優良企業でもすべてたたき売られるのです。
どんどん買い進めて行きます。業種を分散させて20銘柄ほど。下げたら追加でまた購入。
リーマンショックから日経平均は4年ほど底辺をさまよっていますが個別の株価は決してリーマンショックが底値ではないのです。
リーマンショックは下げの始まりでさらに下げていく銘柄もたくさんありました。
リスク資産は7割にも
そうこうしていくうちに私の投資金額は膨らんでいきます。安全資産をむしばんでいきます。
ETF投資の失敗は頭の中で片隅に追いやられ今や日本株に占領されています
もうリスク資産が7割に届きそうなくらいに膨らんでいました。
そして、2011年大震災が起こります。日本全体に激震が走りました。マーケットにも。
その時です。
やっと自分がどれだけむちゃなリスクを取っているかに気付いたのは。
リーマンショックから3年が経っていました。