リスク資産7割 の怖さを初めて実感する。⑦

私は退職金投資の打撃を抱えながらも、たたき売られいている日本株を買いはじめました。リスク資産はついに7割に届くまで膨らんでいます。

退職金のETFへの投資も直後のリーマンショックで散々な状態 それでも目の前のバーゲンセールの日本株に魅せられ安全資産として取ってお...

その時マーケットはまたしても大きく下げ始めたのです。

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やっと底から抜け出せる

2011年初頭
日経平均は10000まで戻してきました。
金融危機の発信源のアメリカの株価も大きく回復し12000を付けていました。

これで大丈夫これからは少しづつ戻っていくだろう。日本株もアメリカに続いて回復していくに違いない。

リーマンショクから3年低迷していた日本にも薄明かりが見えてきた
そう感じていました。

日経平均が7000~9000台と10000台では捉え方が全く違います。

7000~9000の時はなべ底を低迷している状態、怪しくて先が見えない世界です。
書店ではおどろおどろしいタイトルの本が並びます。投資本コーナーは異様な空気感。 大恐慌、株価暴落、1ドル50円へ・・・人の不安心を掻き立てます。

でも10000台に乗せてくると全く見える景色が違ってきます。
先に希望が見えてきます。3年続いた低迷期はやっと終わってこれからだ。
ほっと一息つくような安堵感。未来への期待が芽生え始めます。

東日本大震災が日本を襲う

その時にあの未曾有の大震災が起こります。
日本全体が不安と恐怖に包まれました。

当然マーケットも大きく下げ始めます。小さな希望の芽など一気にかき消されます。
正直、株式の事などどうでもよくなります。それどころではないのです。

1年かけて少しずつ少しずつ全容が見えてきた時
10000を超えていた日経平均は8000円を目前にするまでになっていました。7割を株式に投資ていた私は自分が抱えているリスクの大きさに怖くなりました。

こんなことをしていてはいつか身を滅ぼす。

リスク資産の怖さを知る

今までは希望の種に思えていた株式が自分の手に負えない得体のしれない物に思えてきました。

そもそも退職金投資で大きく毀損しその上に重ねた日本株投資です。
それを支える度量も冷静さも初心者の私には備わっていません。

4年目にしてやっと気づいたのです。
リスク資産の割合が大事。自分の許容度の範囲で。それを知識で知らなかったわけではありません。知ってはいましたが、その怖さを知らなかったのです。

初めて自分がどこに立っているのか、入ってはいけない領域に踏み込んでいる事を実感しました。

その時私が感じたのは
自分の手に負えない株式を早く手放して軽くなりたいという思い。

人にはそれぞれ投資で扱える金額の大きさというものがあります。
退職金は明らかに投資初心者には大きすぎるのです。

れから私は自分が抱え込んでいた日本株を手放し始めました。
アベノミクスが始まるのはその年(2012年)の末のことです。