株を全部手放して その後に残ったものは・・⑨

リーマンショック後の低迷期に自分がとんでもないリスクを抱え込んでいると気づいた私は 一刻も早くそこから逃れたいと思いました。

やっと目が覚めたのです。それからすごい勢いで株式を手放し始めました。

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このままではまずい!

退職金投資のETFに日本株、もう私には抱えきれないくらいにリスク資産は膨れ上がっていました。

今でもはっきりその時の感覚を覚えています。「じわじわと」ではなく瞬間的に「まずい!」と感じたのです。

一刻も早くその場を退散したい。そういう強い感情です。

私は退職金投資の打撃を抱えながらも、たたき売られいている日本株を買いはじめました。リスク資産はついに7割に届くまで膨らんでいます。 ...

マーケットが回復するのをゆっくり待って大きな利益を得たいという気持ちは消え、私が感じていたのは 利益なんてどうでもいい。±0でやり直せたらそれでいい。

手放せるものは何でも

まずは日本株から
利益の出ているものはどんどん売っていきます。多少のマイナスのものも手放していきます。

毎日毎日売れるものはないかマーケットから目が離せません。

手放すたびに感じたのはなんとも言えない安堵感。惜しいとか悔しいとか全くないです。

手放せてうれしいんです。なんとも言えない解放感が広がっていきます。真っ暗で先の見えない場所から抜け出していく感覚です。

アベノミクスに救われた!

そして2012年末、安倍内閣が誕生します。日銀の黒田総裁の金融緩和で株価はものすごい勢いで回復します。

あんなに超えられなかった10000の壁をいとも簡単に超えて16000に達しました。

あの鬱々とした4年間はなんだったのでしょう。

私の退職金もやっと±0あたりまで戻してきました。アベノミクスがなかったら・・・ぞっとします。

そのまま持っていれば日経平均は20000になったわけですからそれなりの利益が得られたわけですが、そんなこと考えも及びません。

もう利益を得たいという気持ちは私の中には残っていませんでした。
あの状況から無事脱出できたそれだけで十分なのです。

あまりに大きなリスクを抱え耐える時間が長すぎると±0になっただけで十分にありがたく感じます。

ただ一つ残ったものは確定拠出年金

それよりも
この好調な相場が崩れてあの低迷に舞い戻ってしまうのだけはごめんです。もうあそこへは戻りたくないそれだけです。

そして、私が抱え込んでいた大きなリスク資産はほとんど手元から消えていきました。

ただ一つ残ったものは無関心で放っておいた確定拠出年金(401K)のみ。リーマンショックがあろうと大震災が起ころうとずっと積み立てられていたのです

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