「マンション投資で年金対策を」ってちょっと待った!

って、広告すごく目につくんです。なんだか好景気に出てくるマンション投資話。見て見ぬふり・・・はやっぱりできない。

バブル時は「節税対策としてのマンション投資」でしたよ。

今は「年金対策としてのマンション投資」ほらね、その時その時で受けのいい言葉をいれ変えてるだけ。

〇〇対策が時代と共に変わっていくだけ、好景気にはマンション投資話がニョキニョキ顔を出すのです。ご注意あれ!


年金制度の不安

若い世代のサラリーマンにとって年金は大きな不安です。

全く先が見えない。制度自体が存続してるのか、何歳からもらえるのか、いくらもらえるのか。

30代の会社員には年金制度は心もとなく思えます。確かによくわからないのです。その時どうなっているか。

漠然と制度は残ったとしても、金額が少なく年齢も70歳前後から、そんなイメージです。

そうすると一気に不安が押し寄せて来ます。

マンション投資で自分年金を

そこにつけ込むマンション投資話。

このまま何も手を打たないつもりですか?と近づいて来ます。

自己資金ゼロでも大丈夫。若いうちにローンを組んで入ってくる家賃で返していけば、完済した後は家賃収入が丸ごとはいってきますから。

老後は年金と家賃収入で悠々自適です。

このまま不安な老後を迎えますか? それともマンション投資で老後の安心手に入れますか?

営業マンの言葉が聞こえてくるようです。

世論に煽られる

年金不安、下流老人、ニュースで流行りの言葉を並べられて不安に火がつく。

世の中煽りすぎだと思うのですが、この風潮を営業マンは逃しません。絶好の営業トークです。

何もしないと老後は悲惨なんだ。なんとかしなくては。真面目な人ほどそう思います。

思わずマンション投資話に乗ってしまいます。

物件選びを間違えなきゃ大丈夫!?

都心で駅歩5分築浅の中古マンション。

失敗した人は物件選びを間違えたから。私が選んだ物件なら大丈夫。

ローンを組んで購入。毎月返済はあるけど賃貸収入があるからそれで返していける。若干黒字で手元にも残る。

ここ数年は大丈夫でしょう。でも10年の間に空室リスクはやって来ます。

一括借上があるからそんな心配はない?いやいや年数が経ってくると契約賃料も下がっていきます。そうするとジリジリと赤字が増えていきます。

家賃収入前提では危なっかしすぎる

賃料ありきのローン返済計画は綱渡りです。

空室リスクにも賃料下落リスクにも耐えられません。古くなってくると老朽化リスクも加わります。

賃料が入ってこなくてもローン返済は待ってくれません。節税や生命保険代わりなんて理由は吹き飛びます。

賃貸人を見つけるのは不動産会社です。自分の努力ではどうにもなりません。その点でとても立場が弱いのです。

借金を抱えながらのマンション経営は私にはとても危なかしく見えます。

若い世代の年金対策として?そんな先まで賃料収入を確保するなんて至難の技です。

老後不安対策にマンション投資はリスクが高すぎます

いざとなれば売ればいいと思っていても10年もすれば評価額は1割〜2割減は十分あり得ます。今の不動産価格は高値ですから。

それでもローンが消えればいいです。売っても手元に借金だけが残ってしまったら目も当てられません。

老後の不安に対策を取るのは賛成ですが、マンション投資ではリスクが大きすぎます。

失敗した時の挽回が効きません。更に老後不安を積み上げてしまう可能性もあります。

それなら老後に向けてコツコツと積立投資をした方がよほど安全で堅実な老後資金を用意できるのではないでしょうか。

若い世代には時間がたっぷりあるのですから。


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