82歳のおじいちゃんと推定90歳の猫のコンビ

先日実家の猫が亡くなった。弟が飼い始めて実家に来たのは10年前。

すっかり店のお客さんにも可愛がられていた。

猫ちゃん元気?っというのが挨拶のようなもの。寝ていることが多いがご機嫌だと店に出てくる。猫は全く愛想がないのでお客さんがいようが知らんぷりですが。


猫の世話は父の仕事

猫の世話は82歳の父親の仕事。朝起きてトイレの片付けからご飯用意までしてからお店を開ける準備をする。

朝起きて猫の体調が良くないと1日のスケジュールが大きく狂う。

病院へ連れて行くのも父親の仕事。ここ2〜3年は猫が体調を崩していたから病院通いが続いていた。

車で病院へ連れて行って帰ってくれば午前中が終わってしまう。それからいつものお店の配達をこなしていく。

82歳の父がお店をやっているだけでも大したもんですが、猫ちゃんを病院へ連れて行ってとなるとかなりハードになる。

最高齢のコンビ

私がいる時は手伝えるのですが通常は一人でこなしている。

10年間大変だったに違いない。それでも可愛がっていたから頑張れたんだと思う。

動物病院でも看護師さんもみんな顔なじみ。

動物の年齢はわからないが最高齢のコンビに違いない。父親の年の人が連れて来ていることは見たことがない。

もっと若い人達です。2人できている人も多い。動物を病院へ連れて行くのはやはり大変なのだ。

自転車に乗せて行くか、体調が悪い時は自動車で。最後の1カ月はほぼ毎日自動車で連れって行っていた。

父への優しい言葉

猫が亡くなった時も先生や看護師さんが父に優しい言葉をかけてくれた。

何より可愛がっていた事をみんなしっているんだ。猫の具合が悪くなると毎回通っていたから

「お父さん、気を落とさないでくださいね。可愛がってらしたから」

お店のお客さんにも猫が亡くなった事を伝えると皆んなビックリして止まる。

父の落胆がわかるから言葉が見当たらない。

お店が暇な時は猫を懐に抱っこして近くを散歩していた。夏には抱っこして近くの花火大会を見に行っていた。

まあ猫かわいがりとはこの事だろう。

責任を果たせてよかった

最後までちゃんと看取ってあげれたから、父もある意味ホッとしている。

できるだけのことをしてあげれた。毎日の病院通いも82歳の父には大変だったに違いない。

それでもなんとかやり遂げた。責任が果たせたという感じか。

お葬式も火葬も先生のお礼も済まして肩の荷が降りたようです。悲しみと同時に緊張の糸が切れたようです。

看取ってあげる側の年としてもギリギリのラインです。

もう少し年を取っていたり、体調を崩していたら十分に面倒を見てあげれなかっただろう。

90まで頑張って生きた猫もすごい!そして最後まで看取った父もすごいね!


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